熱中症対策~水分補給、代謝で体温上昇を防ぎましょう
季節の変り目
スコールのような大雨!カラッとした雲ひとつない晴天!
気候の変わりやすい梅雨時期…
日本も可笑しな気候になってきました…
皆さん、如何お過ごしでしょうか!?
熱中症に対する考え方を見直して
この季節になってくると考えなくてはならないのが【熱中症】
『自分は若いから』とか『そんなのなったことないから』とか…
そんなことが通じていたのは昭和から平成の間だけです。
これだけ、気象の変化が著しくあるようになってきた昨今、誰の身にも起こりうる可能性があるため…『自分に限っては…』の考え方は早く捨てるべきです。
以前にもマスクの有用性のところで、少しだけ触れましたが…
kokokara-perspectiveroom.hatenablog.com
水分補給はとても大切
その対策については、【こまめな水分補給!】これに尽きます。
20~30分に一度の飲水!(普通の水と約半分くらいに薄めたポカリスエットやアクエリアスなどの清涼飲料水を混ぜたものがベスト)
皆さんが想像しているより【もっと頻繁な水分補給】なのです。
何故なら!?
これだけ湿度が【あり】【なし】の激しい気象変化がある中で、身体の中の水分が汗やオシッコとなって出ていかない訳ありません。
特に汗については『わたし、汗はかかないから…』と、言われる方!
そんなあなたが一番危険なのです!
人間、汗をかかない人(汗腺がない人)なんていません。
寝汗にしても勝手に2Lくらい、かいているのは当たり前だし、何より人間の体温は36.5℃前後あるため、汗が滴り落ちる…なんてことがなくとも…
汗は勝手に出て、すぐさま蒸発するようになっている
のです。
そう知ると、常時人間の身体は乾燥(カピカピ)するべく水分を代謝して体外へ放出していることになるのです。
また『オシッコに頻繁に行きたくないから水分を控える』
って方…
⇒間違ってます!
『何回オシッコ行っても良いじゃないですか!?』
夜中でも日中でも何度でもオシッコ行ったらいいのです。
⇒日本は、どこにでもトイレがあるようになっています。トイレがないから出来ないなんてことはありませんよね。
オシッコがちゃんと出る!っていうのは、ちゃんと代謝ができている(腎機能も万全)って証明なのですから。(それなら夜中眠れなくなるって人⇒昼寝でも構いません…人間一生寝れないなんてありませんから!)
もうひとつ!
水分を『入れて出す』のは体温維持のために大切な行程
なのです。
血管の中の血液の流れは想像以上にドロドロに
暑い暑い中、体温上昇を避けるために、また水分量が減ってきた血管内は水分が少なめとなったドロドロに濃度の濃くなった血液が流れることとなります。
この場合、高血圧である方や、また血圧が低すぎる人は勿論、【普段は正常で何の病気も併せ持たない人でさえ】心筋梗塞、脳梗塞等の血管性病変を引き起こしてしまう可能性が一気に上昇してしまいます。
梗塞とは血栓といわれる【血管の壁に付着するゴミ】が何らかの条件により剥がれて、末梢の血管に詰まり、そこから先の細胞が壊死することを言います。
(いくら健康と言われる人でも血栓【血管の壁に付着するゴミ】のない人なんて、赤ちゃんの頃でなければあり得ません)
※新築ピカピカの家の水道管と築50年以上の老朽化した家の水道管の内側に付着した滑りやゴミ·カスを想像してもらえると分かりやすいのではないでしょうか!?
この状態でありながらも・・・
【ほとんどの方が水分補給を怠っている】
これはもう、自ら『熱中症への道』を真っ直ぐ歩いていると言っても過言ではありません。
今から考えてできること
これを知った以上、どうするか!?は、あなた次第!
『自分の命は自分で守りましょう』
そうそう!これからますます暑くなってくる夏場に向けての環境対策ですが…温暖化の進む中ではありますが、クーラー(エアコン)は必須です。
少し高めの27℃くらいでお部屋環境を保つことも大切ですね。
各自治体によっては、お家にクーラーがない人でも市や県の助成でクーラーを取り付けてもらえる!なんて制度があったりするところもありますので!
『知らないは損!』『知ってる者のみが得をする!』ですよ(*≧∀≦)/
熱中時代に突入してきた梅雨時~他人事ではない熱中症対策は万全に~!